teapressoを飲んできました。

昨日、新宿に出かけたついでにティープレッソを飲んできました。
エッセイ風で、どうぞ。



私は紅茶や珈琲、「淹れる」ものが好きだ。
一人暮らしでもこれらの物を欠かした事はない。
現在、部屋には3種の紅茶の茶葉、同じく3種の珈琲豆、10種のエスプレッソ用カフェポッドを常備している。

そんな私が、昨今気になる物がある。
それは、「ティープレッソ」というものだ。
新宿において一店のみ展開している「dama」という喫茶店で供されるという紅茶だ。
調べるところによると、紅茶の茶葉を細かく刻み、それに湯を高圧で抽出する事で、濃く風味ある紅茶をつくるとのことだ。
つまりは、名の通りエスプレッソとほぼ同様の方法で紅茶を淹れるものの様だ。

カフェイン飲料の中で、エスプレッソを最も愛する私にとっては理想の製法といえよう。
新宿に買い物に出たついでに寄ってみることにした。
「dama」は、JR東南口改札を出て、左に進み徒歩30秒ほど。
ルミネの2F入り口の脇にある。見たところ、ワゴン型の店舗らしい。
12席の屋外席と、4席の屋内席があった。

メニューをながめて、何を頼むか考える。
ラテ、カプチーノ、ラテ・・・。通常のエスプッレソからの派生メニューは大概あるようだ。
珍しいところでは、ショコラオランジェなんてものもあった。
価格は、360円から500円程度。
紅茶一杯の値段としては、妥当な価格だ。

結局、一番定番商品と思われる「ティーラテ」(360円)を注文した。
抽出の濃さが選べるというので、迷わず「ストロング」で。
カフェイン中毒が入っている私にとっては、ありがたい選択肢だ。
濃いめに抽出すれば、その分材料の個性がわかりやすい。

注文後一分ぐらいすると、店員さんが商品を渡してくれた。
製法はよく見えなかったが、スチームドミルクは一杯ごとにわざわざ作っているようだ。
こういった少しの手間が、期待感を高めさせてくれる。

c0124076_9585798.jpg風が強かったため、店内で飲ませてもらう事にした。
茶葉はダージリンだそうだ。
さて、いかなる味わいが私を待ち受けるのか。
一口、口に含む。

ズズッ。・・・ずずっ?
口内には、スチームドミルクが広がっていた。
ラテであることを、忘れていたのだ。
結構良い牛乳を使っているらしく、ミルク単品も美味しかった。

とはいえ、ラテの飲み方ではない。
気を取り直して、シナモンパウダーをふりかける。
ラテは、はじめにある程度までスチームドミルクをいただき、その後で下のエスプッレソを飲むのが正しい飲み方とされる。
甘い物と、苦いものとで順にのみ、プラマイゼロなのだ。
シナモンパウダーと相まって、あたたかなミルクが冷めきった身体を暖めてくれる。
ほのかにカップの下から香る紅茶の芳香が、うまくミルクに調和している。
まるでミルクをタップリといれた紅茶、ロイヤルミルクティーの様だ。
違いは、実際に紅茶が混ざっているのではなく、においだけでその気分にさせてくれることか。
口に含まずとも、ダージリンとわかる甘いマスカテルフレーバーが否応無しに本体への期待を高めさせる。

ミルクをたいらげ、ティープレッソを口に含む。
一口。
途端に、マスカテルフレーバーが鼻腔を駆け抜けた。
その後に花咲くように甘みが開き、さらに甘みと立ち代わるようにどっしりとした渋みが咥内に満ちた。
いままで味わった事もない感覚だ。
まるでジェットコースターのように、茶葉の持つ味わいが通り過ぎてゆく。
立ち代わりあらわれる香りと風味が、次々と味蕾を刺激する。
すぅーと渋みが引いた。まったく嫌みのない味だ。
決してマイナスではない、渋み。
本当に、茶葉の個性がよく引き出されている。

これは、まさに新感覚の飲み物だった。
帰り際に、「ごちそうさま」をいうついでに、店員氏にきくと茶葉は日替わりでダージリンの他にも幾種類かあるらしい。
また飲みに来なくては。

紅茶好きなら、一度は飲んでおいて惜しくはない飲料だと思う。
店には他にも、ガレットなどもあり昼食がてらの利用もなかなか良さそうに思えた。


おしまい。
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by katukiemusubu | 2008-12-27 10:33 | 珈琲、紅茶、エスプレッソ | Comments(0)
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