SLL(スーパーロングランス)! 東京発・槍ヶ岳日帰り山行【登山編】

平成26年7月22日(火)、日帰りで北アルプス・槍ヶ岳へ行って参りました。

コースは、新穂高温泉を出発、槍平ルートを登って槍ヶ岳山頂へと至り、槍沢ルートを用いて上高地まで下山するという、槍・穂高連峰を包囲する様なコースです。

総歩行距離33.2km、登高標高差2,090m。
総行動時間15時間超のロングトレイル、まずは【登山編】をどうぞ。
【下山編】こちら



【登山計画】
多くの登山者の憧れにして、日本第五位の高峰である槍ヶ岳(標高3,180m)。
この山に至るルートは多々有りますが、代表的なのものは表銀座縦走路、裏銀座縦走路の他、①新穂高温泉からの槍平・飛騨沢ルート、②上高地からの槍沢ルート、③槍・穂高縦走路の三点でしょうか。

今回は日帰りでの山行を予定していたため、アルペン情緒あふれる③槍・穂高縦走路は採れません。
時間がかかりすぎ、また長時間行動時に岩稜帯を歩き続けるのはリスクが大き過ぎるからです。

一般的に槍ヶ岳を日帰りで往復しようとする場合、採られるのは①新穂高温泉からの槍平・飛騨沢ルートのピストンです。
山と高原地図(エアリアマップ)による標準コースタイム、上り10時間、下り6時間。
出発地点、つまり車が入れる限界である新穂高ロープウェイ・新穂高温泉駅の標高は1,090m。
標高差は②槍沢ルートに比べて415mも大きい2,090mですが、水平距離が14.3kmと比較的短く、槍ヶ岳への最短ルートとして知られています。
また上高地スタートとなる②槍沢ルートとは異なり、入山・下山時間の制限がないため、自由なコース設定が可能な事も魅力です。

一方の②槍沢ルートはどうでしょう。
こちらは上高地から梓川沿いの平坦な道を進み、横尾・槍沢ロッヂを経て槍沢を上り詰めるルートです。
山と高原地図による標準コースタイム、上り10時間50分、下り8時間30分。
出発地点となる上高地バスターミナルの標高は1,505m。
標高差は1,675mと①槍平ルートに比べて高尾山1つ分も有利ですが、水平距離が18.9kmと比較的長く、通常なら二泊三日をかけて往復するルートとして知られています。
また上高地スタートとなるため、上高地と外界をつなぐ釜トンネルの開放時間(5時から19時、7・8月は20時まで)が、入山・下山の時間を制限してしまいます。

その為、②槍沢ルートをピストンするとなると、上高地BTから釜トンネルまでの行程を含めて、早くとも5時半からの行動開始、遅くとも19時半までの下山が必要となります。
実際、上高地BT発の公共バス最終便は18時発、タクシーも釜トンネル閉鎖30分前にはいなくなってしまいます。
日帰りの場合、標準タイム19時間20分、歩行距離40kmに迫るコースを、休憩時間を含めて14時間以内にこなさねばならず、快速のトレイルランナーでも無い限り不可能なコースとなっています。

実際、ヤマレコなどの山行記録を見ていても、槍ヶ岳へ日帰りするルートは①新穂高温泉からの槍平のピストンルートが大半を占めていました。
しかし、このルートではどうも味気がない。せっかく多くのルートが開設されている槍穂高連峰ですから、複数のルートを歩いてみたいものです。
そこで思いついたのが、今回のコース。
①槍平ルート、②槍沢ルートの双方を用いて槍ヶ岳を往復する、日帰りロングトレイルです。
名づけてSuper Long Lance。槍へと至る長き道程です。

東京から、公共交通機関を用いてこのコースを行く場合、22時50分発の新宿高速バスターミナル(西口)発高山行きのバスが便利です。
槍穂高連峰への拠点となる岐阜県の平湯バスターミナルには午前3時20分着。
平湯バスターミナルからは上高地行きの始発バスが午前5時に出発するため、②→①のルートも可能ですし、バスターミナルにタクシーを呼んでおけば新穂高温泉に4時ころには到着でき、①→②のルートが捗ります。
なお、タクシーは午前2時ころには営業所が終了してしまうため、事前の予約がお勧めです。
今回は、夕方の上高地を散策してみたく思い、①→②のルートを選択しました。
なお上高地の閉鎖時間の関係から、下山時刻がシビアになるため、余裕を持たせるためには②→①のルートの方が良いかも知れません。

【出発】

ということで休日出勤後の疲れた身体をバスの座席に落ち着かせ、21日(月)22時50分、三連休の最終日で混雑する新宿BTを後にします。
車両はほぼ満席。
しかし、京王バスのゆったりシート車両であったため、席間距離が広く、くつろぐことが出来ました。

【新穂高温泉から白出沢出合まで】

新穂高温泉(1,090m)に4時着。
帰りもタクシーを利用するとして、いまから15時間30分以内に、標準タイム18時間30分のコースを休憩を含めて踏破しなくてはなりません。
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ザックからZポールを取り出し、組み立て、ヘッドランプを装備して、いざ出発です。
右俣林道入り口は、一般車が入れない様にチェーンで封鎖されていました。
入り口脇にある登山届ポストにて、登山届を作成・提出し、林道歩きを開始します。
時刻は4時台。まだ夜明けまで時間が有り、右俣林道は深い闇の中。
新調したばかりのヘッドランプが役に立ちます。
林道には登山者向けショートカット(4番ポストから入ります)が有りますが、道幅が狭く、ルートファインティングが困難なため、少なくとも夜間の行動ではショートカットの意味があまり無いように思われました。

4時35分、穂高平小屋(1,320m)を通過。
土日のみの営業が多い穂高平小屋ですが、電気がついていましたので、営業されている様です。
空が白み始め、小屋の後ろに蒲田富士がはっきりと望めます。背後の穂高連峰の稜線は雲に隠れている模様。
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穂高平小屋の牧場を見ながら更に林道を進んで行きます。
こちらは柳谷の土砂崩れ跡。
元々は橋がかかっていたそうですが、土石流に流されてしまい、堰堤が設けられる様になったそうです。
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奥穂高岳へ至る白出沢登山道との分岐では、新穂高で挨拶を交わした自転車持ちの方と再会。
自転車をデポして、奥穂高岳へと登る様でした。
自転車があれば帰りの右俣林道が飛躍的に楽になり、良い手やも知れません。
→追記:調べて見たところ、蒲田川の右俣林道は自転車通行禁止とのこと。
    平成22年より、林野庁(中部森林管理局飛騨森林管理署)により通行が規制されています。


5時15分、白出沢出合(1,530m)に到着。
砂防工事の施設がそこかしこに点在していますが、登山者用の休憩所、掲示板、トイレなどが完備されており、大変有難い事です。
水場まで設けられており、作業員の方のものでしょうか、ペットボトルが冷やされていました。
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ここで林道歩きはお仕舞い。
10分ほどの休憩の後、白出沢を越えて、登山道へと入っていきます。
天気はというと、ご覧の通り。天候の回復を祈りつつ、先をいそぎます。
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【白出沢出合から槍平小屋まで】

ここからの登山道がなかなか歯ごたえのあるもので、蒲田川側に鋭く落ちる斜面に細い道がつけられており、浮石も多数。
沢を横切っていくため、途中、何度かの渡渉を繰り返しながら標高を上げていきます。
とはいえ、ヒカリゴケの群生地があるなど、植物が目を楽しませてくれました。
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6時15分、滝谷出合(1,750m)。
槍平小屋のスタッフの方々がかけてくださるという、角材でつくった橋で滝谷の激流を渡り、槍平へ向かいます。
滝谷方面はガスが出ており、眺望は雄滝まで。滝谷ドームなどは望めませんでした。
途中、槍平小屋から降りていらした方と立ち話。
新穂高側からは午前1時に1パーティー、午前3時に2パーティーが登っていったとの事でした。
現状、標準タイムの70%ほどで行動している為、3時のパーティーに追いつければ、予定通りのルートで大丈夫であろうと目星をつけます。
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ここからは道の傾斜が強くなり、アップダウンも大きくなります。
沢沿いの道らしい景観で、白出沢では眼下にあった蒲田川が徐々に近付いてきます。
雪解けの時期らしく、水量は豊富。登山道にまで水が溢れている箇所もあり、注意しながら渡渉を繰り返していきます。
依然として曇天ですが、明るくなって来ており、写真のブレが少なくなりました。
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7時5分、槍平小屋(1,991m)に到着。
槍平の名の通り、蒲田川沿いに広い河川敷が広がっています。
先程までの激流が嘘のような別天地です。
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【槍平小屋にて】

ここで問題が一つ。雉撃ちの機運が高まってきたのです。
大休止を取ることにして、槍平小屋の登山者用トイレをお借りします。
男性用は小便器二つに大便器(和式)が二つ。鍵がかけられる様になっており、木製のトイレ小屋ながら綺麗に整っておりました。
私は、山におけるし尿処理に大いに関心を持っているのですが、ここは良いトイレです。
お礼の意をこめて通常の倍のトイレ代を投入後、山小屋にお邪魔します。

時間的に滞在者の多くは小屋を発った後なのでしょう、小屋は静かなものでした。
セルフサービス100円という山においては破格の値段で、インスタント飲料がいただけるということで、ホットココアをつくり、地図を広げながら、しばし休息を取ります。
ここまでのコースタイムから言って、昼前には槍の肩(槍ヶ岳山荘)に到着できましょう。
時間と天気次第では、千丈分岐点から西鎌尾根を経由して槍ヶ岳を目指す事にします。
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そんな事を考えながら、身支度を整え、小屋を出るとピーカンの晴天。
一気に雲が晴れていきます。幸先良し。
7時55分、槍平小屋を出発です。
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【槍平小屋から千丈乗越】

一歩一歩、進むごとに広がっていく穂高の大パノラマを楽しみながら飛騨沢を登り詰めて行きます。
千丈分岐点との中間辺りにある最終水場で、水を補給し、一路、北へ。上へ。
途中、森林限界を越え、直射日光を浴びながらハイマツ帯のガレ場を進んでいきます。
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南側をみると、西穂高岳から奥穂高岳へ至る稜線が見えてきました。
西穂独標、ピラミッドピーク、西穂高岳、間ノ岳。画面中央にはジャンダルムも見えます。
そして奥穂高岳の堂々たる山容。
日本最難関の一般登山道。いつかは歩いてみたい稜線です。
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そんなこんなで9時20分、千丈分岐点(2,546m)に至りました。
写真は千丈分岐点近くのダンシングツリー。
分岐点には救急箱も設置され、ちょっとした広場になっています。
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さて、天気良し。時間良し。
槍平小屋から千丈分岐点の間で3パーティーを追い抜き、精神的余裕もありました。
加藤文太郎でも苦しんだという飛騨乗越への急登も気になるところですが、真北に望む千丈乗越からの西鎌尾根縦走を楽しむことにします。
雪渓も殆ど溶けており、西鎌尾根へ取り付くのに問題はなさそうです。
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千丈分岐点から西鎌尾根にかけての登山道は、奥又山への分岐を西に分けた後、ハイマツ帯の急激な登りとなります。
途中、岩壁を登る箇所が二つあり、ここが危険箇所といえましょう。
小さな浮石や砂が多く、若干、足場には注意が必要です。
稜線に出た後、少し足を伸ばして千丈乗越の岩峰に登ってみます。
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千丈乗越(2,734m)、9時50分着。
写真は北側の展望です。手前の赤い尾根が硫黄尾根、奥は三俣蓮華岳や鷲羽岳など北アルプス裏銀座の山々です。
あの山の向こうに黒部源流、雲ノ平があるのです。
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千丈乗越を経由した理由は、二つあります。
一つは北側の眺望、特に硫黄尾根を見ること。
写真で赤く見える硫黄尾根ですが、これは光の加減でそう写っているのではなく、本当に赤黄色の地肌をしているのです。
岩質が大変脆く、崩れやすいため、積雪期の方が安全なほど。
もちろん登山道はありません。バリエーションルートです。
積雪・残雪期の登攀記録はときおり見かけますが、夏期の登攀記録はいまだかつて見たことがありません。
残雪期に登った人の話では、本当に硫黄臭がするのだとか。

そして、もう一つの理由がこちらです。
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そう北鎌尾根。
「風雪のビバーク」の松濤明や「単独行」の加藤文太郎の終焉の地。
双方ともに高名な単独行者でありながら、北鎌尾根に対してはパーティーを組んで臨み、そして帰らぬ人となりました。
それが何故なのか、私には分かりませんが、ともかくも数多くの言説に彩られたこの漆黒の尾根を見ておきたかったのです。
岩峰が不規則に飛び出しており、ルートファインディングが肝である事も頷けます。

【千丈乗越から槍ヶ岳山荘】

時刻は10時。
そろそろ出発することにしました。
見晴らしは良好。
槍ヶ岳へ向けて一路、歩みを進めます。
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正面の正三角錐の岩峰が槍ヶ岳、その左に鋭く立つ岩峰がいわゆる小槍ですが、やはり、ここでのアルペン踊りは困難でしょうな。
そも、アルペン踊りとはどういった踊りなのかしらん。

西鎌尾根から見る飛騨乗越への急登。
相当大きく蛇行しており、確かにエグい登りです。
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さて、右手に大喰岳、左手に裏銀座縦走路の大展望を見ながら、順調に高度を稼いでいきます。
笠ヶ岳方面には雲がかかり始めましたが、なんとか逃げ切れそうです。
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しかし、そこで緊急事態が発生。
ふたたび雉撃ちの機運が高まって参りました。
とっさに場所を探すも、ここは森林限界を超えた西鎌尾根の稜線上。
更に周りを見渡すと、西鎌尾根から登ってくるパーティーが一組、槍の肩から下ってくるパーティーが二組。
これはまずい、まずいのです。
さすがに衆人環視の状況下で脱糞するわけには参りません。
已む無し。痛む腹を抱えつつ、最寄りの槍ヶ岳山荘に向かう事にします。

にじむ脂汗、落ちる登高速度。
ペースの乱れは、急速に身体へと乳酸を貯めこみ、疲労までも蓄積されていきます。
強行軍のツケがきたのかしらん、と自嘲しつつ、背後を振り仰ぐと、いつの間にか雲がそこに。おお。
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しかし、ガスに入ったせいか、苦しい中にも癒しがありました。
槍の肩への最後の急登のあたりで、雷鳥の親子に出会ったのです。
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お分かりになるでしょうか。
画面の真ん中で見つめ合っている雷鳥の親子を。
夏のライチョウは羽毛が褐色に生え変わりますが、これが岩稜における保護色として作用するのです。
拡大してみましょう。
これでも分かりづらいですが、画面の左に親鳥、右に小鳥がいる様子がご覧いただけるかと思います。
親鳥の白い腹が目印です。
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そうして11時20分、槍ヶ岳山荘(3,060m)に到着しました。
写真はトイレ小屋に駆け込む直前に撮影したもの。
徐々にガスが槍ヶ岳を覆っていきます。
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【槍ヶ岳山荘にて】

槍ヶ岳山荘の登山者用トイレは小便器二つに大便器が二つ。
大便器は和式一つと洋式一つでしたが、和式側の採光が悪く、昼でも薄暗いのが気にかかりました。
とは言え、綺麗に整備されており比較的良いトイレです。
倍額を投入しました。

20分後。
雉撃ちの恐怖から開放された私は、ザックにストックを格納し、眼前に聳え立つ槍ヶ岳へと赴きます。
かばんは山荘にデポしておいても良かったのですが、ビデオカメラで登頂の様子を撮ろうと思い、持っていくことにしました。

槍ヶ岳を見ると、主峰の大槍へと向かう大規模パーティーが一つ。
20人ばかり居りましょうか。
容姿や装備をみるに、どこかの学校の山岳部かワンダーフォーゲル部の様です。
私もかつてワンダーフォーゲル部の部長を勤めていました。
大規模パーティーはどうしても力量の差がでてしまい、岩稜帯に於いては渋滞を起こしがちなものです。
しかし、彼らの登り具合を見るに、そんなに待たされる事も無いだろうと判断し、そのまま槍ヶ岳へ取り付く事にしました。
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【槍ヶ岳山荘から槍の穂先】

槍ヶ岳登攀中の一葉。
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槍の穂先に至る標準タイムは30分ほど。
3つの梯子と、複数の鎖場を経て、山頂へと至ります。
見ての通りの切り立った断崖ですから、少しの気の緩みが命取りとなります。
特に最上部の梯子は距離が長く、途中で岩が張り出しているため、足の掛場が極端に小さい部分があり注意が必要です。
槍ヶ岳山荘ではヘルメットの有料レンタルを行っていますので、これを借りるか、持参することがお勧めです。

大規模パーティーはというと、無駄口をたたかず、気をつけるべき要点を上から下へ伝達する行動が出来ており、統制がとれていました。
いたく感心して、顧問の先生と思しき方に学校名を伺うと、大阪の名門私立・明星学園のワンダーフォーゲル部でした。
偏差値68。なるほどと言うべきでしょう。
上高地側から②槍沢ルートで登って来られたそうで、テント泊山行との事でした。
殺生ヒュッテにキャンプを設営した後、登って来られたとの由。
テント泊山行という事は、三食分の水や食料を持っての登高という事です。
恐らく出発時のザックの重量は20kg超。
その重装備で槍ヶ岳までお越しとは、胆力の有るクラブと申せましょう。
流石は創立50年です。

12時15分、槍ヶ岳山頂(3,180m)に到着。
山頂の厨子(開山の播隆上人は仏教僧なので三尊像が祀られているのです)に手を合わせ、しばし山頂の景色を味わいます。
穂高側はガスで、ほとんど展望が有りませんでしたが、一瞬、雲が開けたところをパチリ。
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【下山編】へ続く
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by katukiemusubu | 2014-07-31 02:49 | 登山・トレッキング・温泉 | Comments(0)
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