八丈島旅行記4「滞在記 ホテル リード・アズーロ/八丈島焼酎 飲み比べレビュー」

八丈島の宿泊先はホテル「リード・アズーロ」を選びました。
旅行比較サイト「トリップアドバイザー」で八丈島一位の口コミ評価を得ている宿泊施設です(H27.1現在)。
さて、どんなものかしらん。

 →八丈島旅行記リンク 1「冬の太平洋を越えて!東海汽船 橘丸(往路)」
            2「ジャングルを越えてゆけ、火口内の地下深林(八丈富士登山・地下森林編)」
            3「八丈富士登山 中央火口丘の湖沼群(湿地帯)+樫立向里温泉ふれあいの湯」
            4「滞在記 ホテル リード・アズーロ/八丈島焼酎 飲み比べレビュー」(当記事)
            5「再び太平洋を越えて!東海汽船 橘丸(復路・伊豆諸島歴史紀行)」



朝焼けに染まるリード・アズーロ本館。
c0124076_13524023.jpg

海抜15m。
「イザサリケ鼻」「大サリケ鼻」と呼ばれる岬の間の高台に立っています。

住所的には八丈町三根ですが、三根の集落からは3kmほど離れています。
八丈富士の東麓。
島の言葉で「永郷地区」と呼ばれる場所に在り。
周囲に建物は少なく、閑静です。
海から見るとこんな具合。
c0124076_14144582.jpg

奥のオレンジ屋根の建物が「八丈シーパークリゾート」、手前のベージュの建物が「リード・アズーロ」です。
近く見えますが300mほど離れています。

夜になれば、車の交通も途絶え、聞こえるのは風音と波音。
晴れていれば満天の星空も楽しめます。
c0124076_1419192.jpg

八丈島は企業の保養地としても有名で、0.5kmほどの所にファナックの保養所もありました。

今回、宿泊したのは本館の角部屋。
c0124076_1421393.jpg

実は本館よりも安価なアネックス館を予約していたのですが、グレードアップしてくださいました。
ツインルームで、正面の窓からは黒潮の海が、向かって左側の窓からは八丈富士が望めます。
素晴らしき哉、閑散期!

送迎サービスもあります。
朝、渡船場に到着すると宿の方が出迎えてくれました。「おじゃりやれ!」
そのまま底土港から4km離れたホテルまで送ってもらえます。
到着は9時ちょうど。

チェックインには遥かに早い時間ですが、荷物をお預け可。無料です。
ホテルの所有しているレンタカーやレンタサイクルもお借りすることが出来ます。こちらは有料。
宿泊手続きを済ますと「よろしければコーヒーでも如何ですか?」との由。
ロビーに腰掛けて、セルフサービス式のコーヒーをいただきます。
c0124076_14474378.jpg

しばし、海を眺めてのんびり。
思えば遠くへ来たものです。

電動アシスト付きの自転車をお借りしましたが、予備のバッテリーも貸してくれました。
また「他のバッテリーも充電しておきますから、いつでもどうぞ」とのこと。
きめ細やかな心遣いです。

夕食は17時半〜19時半の時間から選べるということで、19時半でお願いしました。
島内を巡り終え、宿へ。
19時05分到着です。
お預けした荷物は、部屋へ運び込まれてあり、有難い限り。

部屋には浴衣のかわりに南国風の作務衣があり、館内着として利用可能。
c0124076_14552695.jpg

シティホテルではこうは行きません。
夕食会場のレストランや館内散策も、作務衣でOKというお話。
ドレスコードから解放され、伸びやかに過ごすことが出来ます。

レストランは掘りごたつ式のテーブル席。
夕食は島の食材を活かした西洋風フルコース料理です。
「リード・アズーロ」、食事が美味しいという評判をよく聞いていましたが、確かに優れています。
以下、写真。

メニュー。
チェックイン時に苦手なもの有無を訊かれますので、アレルギー対応もOK。
c0124076_154552.jpg

ドリンクメニューも島焼酎を初め、ビール、ワイン、ウイスキー、島のフルーツや乳製品を用いたカクテルなど。
充実しております。

前菜「(右から)目鯛酒盗和え・クリームチーズ生ハム包み・スモークサーモン」とパン。
c0124076_1563344.jpg

追加の単品注文も出来、島寿司を握ってもらうことも可能。
岩海苔のチーズ・フォンデュなんてものもありました。

汁物「八丈牛乳を使った南瓜のスープ」。
c0124076_158278.jpg

深いコクで美味。

魚料理「八丈産サワラのポワレ」。
c0124076_1591010.jpg

ホクホクの食感です。
コクのあるソースが好相性。

肉料理「大山地鶏のロティ」。
c0124076_1595056.jpg

茸好きには堪らないセップ茸のソース。
ボリュームあり。

デセール「マスカルポーネのフルーツアラモード」と紅茶。
c0124076_15114887.jpg

三層構造のケーキで面白い。

成る程。
鄙にも京の味あり。
人気が高いのも頷けます。

流石に注文ごとに一から作るのではなく、予め人数分を作っておいて、都度温める方式の様です。
しかし、食べる速度に合わせて次々と温かい食事が運ばれてくるのは、この上ない喜び。
給仕して下さった方も、よくテーブルに目を配っておられ、良好なテンポでした。

ところで。
折角、八丈島に来たのですから、地酒を飲むに他は無し。
八丈島の地酒(島酒)は薩摩からの流人が伝えたという焼酎です。
昔はどぶろくだったのが、芋焼酎になり、いまは麦焼酎がメインだとか。

利き酒セットが有ったので注文しました。
c0124076_15202740.jpg

江戸酎(八丈島酒造)、島流し(八丈島酒造)、黄八丈(磯崎酒造)、一本釣り(八丈島酒造)、七福嶋自慢(嶋自慢醸造元)の五種。
それぞれショットグラスに35mlずつ注がれています。
以下、五点満点でショートレビュー。

1.江戸酎(八丈島酒造)☆☆☆
  八丈島産さつまいもを100%使用した限定芋焼酎。アルコール度数25度。濃厚な旨味。あっさりした余韻。
2.島流し(八丈島酒造)☆☆☆☆☆
  芋7:麦3の麦芋焼酎。3年熟成、35度。芳醇な旨味。麦の香ばしさの後に来る、芋の甘さ。香り高く、豊かな余韻。
3.黄八丈(磯崎酒造)☆☆☆☆
  平成24年に閉鎖された蒸留所のストック品。黄麹の麦焼酎。3年熟成、25度。切れ味よく、嫌な雑味がない。朗らかな余韻。
4.一本釣り(八丈島酒造)☆☆
  麦焼酎。25度。いまいち香りが立たず微妙。雑味を感じる。余韻は伸びない。
5.七福嶋自慢(嶋自慢醸造元)☆☆☆
  新島のあめりか芋(七福)を100%使用した芋焼酎。25度。麦麹を用いており、軽やかな旨味。かすかな香味がある。

そんな具合で夕食終了。
「リード・アズーロ」には部屋のユニットバスの他、男女別の大浴場が有り、夕方から夜にかけて利用できます。
覗いたところ、先客なし。
すかさず入浴。
c0124076_15535922.jpg

温泉ではありませんが、5人は入れるであろう浴槽を独占。
気持ちのよいものです。
朝は入れないのが残念。

そして製氷機で氷を調達し。
c0124076_15552468.jpg


「ふれあい牧場」では入手できなかった八丈島乳業のアイスが手に入ることに驚き。
c0124076_15564955.jpg


部屋へ戻って、バーボンを嗜みつつ、島寿司に舌鼓を打ったのでした。
c0124076_1601030.jpg


島寿司、はじめて食べたのですが、実に美味。
甘みある酢飯とヅケが施された寿司種、これに練り辛子が相性抜群です。
c0124076_163045.jpg

本土でも食べられるところ、無いかしらん。

ではお休みなさい。
c0124076_164550.jpg



翌朝。
部屋からテラスへ出て、朝日に染まる海を眺め。
c0124076_1661664.jpg


八丈富士を見上げたりしておりました。
c0124076_1672574.jpg

隣室にもお客さんがいらした様ですが、防音がしっかりしているのか、静穏そのもの。

そんな内に朝食の時間です。
客数が極端に少ない時は定食となるそうですが、基本的にはバイキング方式とのこと。
この日はバイキングでした。

充実した品数。
c0124076_1611313.jpg

c0124076_16112960.jpg

c0124076_16115862.jpg

c0124076_16122695.jpg

c0124076_1612575.jpg

c0124076_16133922.jpg

c0124076_1614686.jpg


特に、入手困難ときく八丈島乳業のジャージー牛乳が飲み放題であること、朝に水揚げされたばかりの魚の刺身が食べ放題であること。
この二点は重要なポイントです。
流石は黒潮の真っ只中。
刺身の鮮度は抜群で、思わずお代わりに行きました。
他にも明日葉や岩海苔もあり、郷土色豊かです。
納豆もあり、嬉しいところ。

ダークホースとしてはフレンチトーストが良い出来でした。
食後にコーヒーをいただき、一服。
部屋へ戻って、帰り支度を開始します。

クレジットカードも利用可能ということで、決済を済ませてチェックアウト。
ロビーでくつろいでいると、帰りのお呼びがかかりました。
送迎車が玄関に止まっています。

帰りも笑顔でお見送り。
評価に違わぬ、良いお宿です。
閑散期とはいえ、一泊二食付きで10,000円を下回る価格。
圧巻のコストパフォーマンスでした。

アンケートを書いたところ、後日お礼状まで帰ってきて、アフターケアまで万全です。
今度もこちらに逗留致しましょう。

では、本州へ帰ります。
おもうわよう!八丈島。
こんにちは!橘丸。
c0124076_16315955.jpg


→Next Issue 八丈島旅行記5「再び太平洋を越えて!東海汽船 橘丸(復路・伊豆諸島歴史紀行)」
[PR]
by katukiemusubu | 2015-02-17 20:08 | 登山・トレッキング・温泉 | Comments(0)
<< 八丈島旅行記5「再び太平洋を越... 八丈島旅行記3「八丈富士登山 ... >>