レッドロック vs ローストビーフ大野 東京ローストビーフ丼食べ比べ

神戸発祥、東京では高田馬場と原宿に店舗を構えるRedRock(レッドロック)。
天を突くかの如く、うず高く積み上げられたローストビーフ丼で有名な肉料理店です。
そしてこれをパクった…ではなかった、インスパイアした店舗が秋葉原に誕生しました。
その名も「ローストビーフ大野(ろーすとびーふ おおの)」。

ステーキやハンバーグなど、肉バル的なメニューを有するレッドロックとは異なり、
ローストビーフ丼に特化したお店です。
今回、両店舗を訪れましたので比較評価(レビュー・感想・口コミ)を致します。




<要旨>
1.混雑を避けるためには両店とも平日16時台の訪問がオススメ。どちらも待ち時間ゼロであった。
2.フルタイム営業であるため、ランチとディナーの間の時間帯は待ち時間が少なくなり易い。
3.ボリュームに勝るレッドロック。肉質に勝るローストビーフ大野。
4.レッドロックは甘辛く、ローストビーフ大野は甘酸っぱい味付け。
5.甲乙は特に無し。どちらを選ぶかは貴方しだい。



<ローストビーフ大野>
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まずはローストビーフ大野から。
秋葉原駅から徒歩5分、JR中央・総武総武線の高架脇のビルB1Fに御座います。
同じビルの1Fには立ち食い焼肉屋「治郎丸(じろうまる)秋葉原店」があり、良い目印となるはずです。

治郎丸の経営元は「炭火焼干物食堂 越後屋」や「蕎麦 冷麦 嵯峨谷」で知られる株式会社越後屋ですが、もしや同一系列なのかしらん。
株式会社越後屋(江波戸千洋社長)は、グループHPをあえて作らない経営戦略をとっているため、確たる事は分かりませんが、そんな気も致します。

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ともあれ個人事業ではまず見かけない、洗練されたキッチンと内装。
そしてパリッとアイロン掛けも効いたユニフォーム(コック服)。
なんらかの企業経営であることは間違いなさそうです。

ローストビーフ丼は肉の種類を選ぶことが出来ます。
輸入牛肉のローストビーフ丼定食、お値段税込み1,080円。
そして和牛ローストビーフ丼定食、お値段税込み1,620円。

定食と言うだけあって、スープに薬味、漬物付。
ご飯大盛りは無料です。現状では、肉の有料増量などは無い模様。
和牛ローストビーフ丼定食、ご飯大盛りでお願いしました。

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現物がこちら。
思いの外、小ぶりな丼ぶりです。

直径は15cmあるかないかと言ったところ。
ほぼお茶碗サイズで、松屋の牛丼ミニ盛りの器に近いサイズ感です。
その小ぶりな丼にうず高く盛りつけられたローストビーフ。
丼の小ささが垂直差を強調しています。

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甘めのタレが掛けられた上に、卵黄とマヨネーズソースが奢られ、富士山状の綺麗な仕上がり。
コールスロー的なキャベツの漬け物が添えられています。
スープは牛テールスープと思しい滋味ある味わい。

薬味はクリームチーズの味噌漬けと山わさび(ホースラディッシュ)。
ホースラディッシュは定番の味変要員ですが、クリームチーズは想定外で面白いものでした。
チーズを塗るとより円やかな味わいとなります。

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ローストビーフ接写。
流石は和牛といったところで綺麗にサシが入っています。

口に入れると、はじめ淡白な味わいですが、噛みしめる毎に旨味があふれ上質な仕上りです。
非常に柔らかく、さらさらと解けていくような食感。
肉の臭みもなく、ローストビーフ自体のクオリティが高いです。

タレは薄口で、甘酸っぱい味わい。
ビーフの旨味を上手に引き立ててくれます。
卓状調味料として岩塩があり、これを軽く振ってやると肉の甘味が際立ち、大変宜しく思われました。

マヨネーズソースや卵黄と和えるとこってりとした味わいとなり、表情豊かです。
ホースラディッシュで香りを引き立てるのも、また一手。

いかんせん容器が小さいため、大盛りでもご飯の量は300gを下回る程度でしょうか。
少々物足りないボリューム感です。
有料で肉増し・飯増しが出来れば嬉しいところ。

テーブル会計は良いのですが、
(恐らくはマニュアルで統一されている)最後の挨拶が「また来て下さい」なのが謎です。
そこは敬語(尊敬語)で統一して「またお越しください」の方が良いのではあるまいか。

<店舗情報>
名称:ローストビーフ大野(ろーすとびーふ おおの)
営業時間:11時から22時(ラストオーダー)、日祝は21時まで
定休日:なし(年中無休)
電話番号:03-3254-7355
座席:カウンター10席、テーブル8席の計18席。


<レッドロック(RedRock)>
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続いてはレッドロック。
2015年6月に開業したRed Rock原宿店を訪れました。
東郷神社の真向かいにあり、ビームスやユナイテッドアローズの本店もあるファッショナブルな地区です。

高田馬場店は長い待ち時間(最大3時間!)で有名ですが、
原宿店のキャパシティは高田馬場店の倍近く、上手く時間を選べば並び時間0分で入店できます。

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カジュアルな雰囲気ですが、繁盛店らしい軽やかな賑わい。
バル風の内装と相俟って、活気のある店内です。
ローストビーフ大野はテーブル会計(後会計)でしたが、レッドロックは食券制(前会計)。

アルコールや単品メニューは店内の後会計で注文ができます。
ローストビーフ丼の他、ワンポンドステーキ丼やロコモコ、カレーなど、多くの料理がありました。

ローストビーフ丼は大きさが選べ、
並盛り(レギュラーサイズ)がお値段税込み880円。
大盛り(ビッグサイズ、肉飯増量)がお値段税込み1,150円。

大盛りに、みそ汁+サラダセット(税込310円)をつけて注文しました。
総額1,460円也。

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現物がこちら。
思わず「デーン!」と効果音でも入れたくなる様な大きさです。

直径20cmはあろうかという丼ぶりに、
エベレストの如く聳え立つローストビーフ。
頂上には卵黄が添えられ、ヨーグルトソースが奢られています。

サラダやみそ汁もしっかりとしたポーションで迫力があります。
スパイスが効いたドレッシングが小気味良いサラダも美味しいのですが、
味噌汁が案外侮れない味わいです。
あっさりとしながらも具沢山で、箸休めに最適。

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御飯の量は400g程度ありましょうか。
重厚な見た目に反さず、結構ボリューミーです。

ご飯だけでなく、ローストビーフの肉量も大変多く、大野の1.5倍くらい。
それでいて値段も安いというのですから、輸入牛のスケールメリット恐るべしです。
食べても食べてもお肉がなくならない、幸せなひと時を味わうことが出来ます。

卓状調味料は特に無し。50円追加でホースラディッシュを注文できます。
肉の焼き加減は調整ができ、ウェルダンにすることも可能との事。

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ローストビーフ接写。
サシは控えめで、実にアメリカンな赤身肉です。

輸入牛肉というと、固く、噛み辛い印象がありますが、然にあらず。
噛みごたえを残しながらも、柔らかく蒸し上げられており、バランスのとれた焼き具合です。

タレは濃厚で甘辛く、スパイシーな香味が食欲をそそります。
酸味のあるヨーグルトソースとの相性もよく、肉の野性味が際立ちます。
こちらのソースもマヨネーズが入っているらしく、卵と和えると円やかさが引き立ちました。

ともかくも大変ボリューミー。
そして圧倒的な肉量です。
ローストビーフは軽く温められており、常温提供であった大野のものより、ご飯との馴染みが良い印象です。

肉質的には大野の和牛ローストビーフの方が優れており、
一度で多くの肉の旨味が味わえますが、
しかし猛然と肉をかっ込む喜びも、また得難いもの。
肉汁がひたひたに染みこんだご飯は、それ単品でもシズル感抜群ですが、
これを圧巻の肉量と共にいただけるのはレッドロックならではの利点です。

ボリュームと濃厚さのレッドロック、肉質と奥深さのローストビーフ大野。
甲乙付けがたい二つのローストビーフ丼でした。

<店舗情報>
名称:Red Rock 原宿店(れっどろっく はらじゅくてん)
営業時間:11時30分から22時(ラストオーダー)
定休日:なし(年中無休)
電話番号:03-6721-1729
席数:テーブル席をメインとした48席

<店舗情報>
名称:Red Rock 高田馬場店(れっどろっく たかだのばばてん)
営業時間:11時30分から23時(ラストオーダー、日曜のみ22時まで)
定休日:なし(年中無休)
電話番号:03-6380-3917
席数:カウンターをメインとした26席
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by katukiemusubu | 2015-12-05 00:22 | B級グルメ | Comments(0)
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