のんびり行く、富士山ご来光 弾丸登山(夜間登山 吉田ルート〜須走ルート)

2016年(平成28年)7月2日。
富士山のご来光を見に夜間登山へ行って参りました。
11時間の登山ログを書き置きます。
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休日、登山道開通時期の富士登山。公共交通機関を用いたアクセス方法は二つございます。
高速バスで五合目まで直通する方法と電車・路線バスを乗り継ぎ向かう方法です。

高速バスは安くて便利なのですが、いかんせん中央道が混むため、遅れが発生するなど時間が読めません。

そこで電車を用いた手段を選択し、15時30分に新宿駅発。
高尾駅で松本行普通列車に乗り換え、大月駅で富士急行線へと乗り継ぎ、18時06分富士山駅に到着しました。

富士山駅(旧・富士吉田駅)で改称5周年記念の入場券(富士山型、500枚限定)を買い求め、
駅前にある食堂、その名も「えきまえ」で腹ごしらえと致します。
名物の「鹿肉カレーうどん」を注文。
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2人前はあろうかという土鍋に、たっぷりの鹿肉とたっぷりのウドン。
さらにご飯まで付き、最後はおじやにして食べられます。

鹿肉特有の香味と、出汁の効いたスパイスのあと引く辛さ。猛然と食べ進む。
お腹によく貯まり、カーボローディングに最適です。
吉田うどんにしてはうどんは柔らかめの煮具合でした。

18時55分、富士山駅発最終便の富士山五合目(スバルライン5合目)行きのバスに搭乗。
20時5分、吉田ルートへの入口となるスバルライン五合目(標高2,305m)に到着しました。
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流石は開山期(オンシーズン)。駐車場は満車です。
この時間でも売店は開いており、非常に賑やかです。
店の方に伺うと、だいたい21時くらいまでは営業しているのだとか。

少し不安のあった食料や飲料を調達し、用意万端となりました。
なお飲料は500mlペットボトルで1本210円と、標高(2,430m)を考えると非常に良心的です。

私の富士山登高スピードは登り片道3時間30分ほど。
流石に20時に出てしまうと日の出まで時間がありすぎるので、高地順応を兼ねてのんびりすることにしました。

公衆トイレ脇の休憩所で軽く仮眠。
21時30分、小御岳神社に頭を垂れた後、出発です。

登山口ゲートには富士山保全協力金(入山料、1,000円)の徴収ブースがありました。
協力金は任意ですので、支払わないことも可能ですが、折角ですのでお支払いすることにいたします。

入山料を支払うと、はいオシマイという訳ではなく、お土産がついています。
2016年シーズン山梨県側では富士山の焼き印が押された木製のミニストラップ(木札)がいただけました。
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従前の2シーズンは缶バッチでしたが、係員さんに伺うと、
登山客からはバッチの方が評判がよく、今年のミニストラップは微妙な評判とのことでした。
缶バッチは浮世絵の奢られたデザインでたいへん美麗。
登山道ごとに意匠が異なり、コレクターもいらした様ですから、不評なのもやむを得ないかもしれません。

静岡側の三登山道(富士宮口、御殿場口、須走口)では、従前通り、缶バッチをプレゼントという事でした。

この時期、すなわち7月第1週。
吉田ルートのみの開通となるこの1週間、富士山山頂では浅間大社奥宮や久須志神社が開いておらず、
また売店・山小屋も開いていないため、山頂のトイレが使えません。
最寄りのトイレは八合五勺の山小屋・御来光館にありますが、
山頂からでは標高差200m、徒歩45分ほどを要する道のりとなります。

これでは緊急時に対応が出来ず、衛生面で問題があるということで、
吉田側の保全協力金窓口では、希望者に対し、携帯トイレを配布しておりました。
小便だけでなく大便にも対応できる優れものです。市場価格500円くらい。
ありがたく一つ頂戴しました

21時45分、登山口ゲート。
ここからは街頭もなく、ヘッドランプが頼りです。
ティカRXPを点灯し、のんべんだらりと歩き出します。
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スバルライン5合目から泉が滝分岐までは、富士五湖を眼下に見るトラバースルートです。
トラバースとはいえ道幅は非常に広く、自動車がすれ違えるほどのサイズ感。
河口湖周辺の夜景を眺めつつ歩を進めます。

22時、泉が滝分岐。
ここで吉田口五合目へ至る道と、吉田口六合目(登山指導センター、山頂方面)へ至る道が分岐します。
分岐で迷っていた海外の方に、「こちらが山頂へのルートですよ」とお伝えしつつ六合目方面へ。
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それにしても富士山は外国の方が多いです。
5合目の待合室(休憩所)にも私以外の日本人はおらず、聞こえてくるのは英語、フランス語、中国語に韓国語。
東南アジアらしき言語を操る方もいらっしゃれば、ロシア語の方もいらっしゃいました。
一方、日本語は殆ど聞こえません。

結局、この日の山行で初めて日本語を聞くのは、
ここから標高を800mばかり上げた、八合目・太子館の前でのこととなりました。

樹林帯の急登を経て、六合目(標高2,386m)へ。
吉田口登山道と合流します。
吉田口6合目からは、一般登山道のほかに山小屋への荷物運搬用のブルドーザー道が分岐しますが、
ブルドーザー道の方が道幅が広く、夜は特に間違いやすいところです。

別段、ブルドーザー道を通っても遭難するわけではなく、山頂には到着できるのですが、
線形が単純で疲れやすく、かつ、砂が多いため登りには辛く、
しかも途中に立ち寄れる山小屋が少なくなるため、若干リスキーです。

案の定、多くの外国人パーティーがブルドーザー道へと誤って侵入しておりましたので、
正しいルートへ誘導後、再び自分のペースでのんびり歩き出します。

風速10m/s程度。
若干気になる強さですが、歩くのに支障が出るほどのものでもございません。
山腹に張り付くように点在する山小屋の灯火と、蛍火の様に見える先行登山者のランプ光を頼りに、ゆるゆると標高を上げていきます。

夜の登山は、日射に見舞われることがなく、そのため口が乾きにくいという特徴があります。
しかし3,000mを超える高所においては何もせずとも水分が蒸散していくもの。

これによる脱水症状を避けるためには、水分補給が必須です。
意識的に水飲み休憩を取りながらすすんでいきました。

24時ちょうど、八合目・太子館(標高3,100m)。
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標準コースタイムで3時間30分を擁するところ、2時間15分。
ゆったり進んでいたつもりでしたが、案の定、早すぎる時間となってしまいました。

7月3日の日の出は4時33分の予想。
ここから吉田口山頂への所要時間は標準タイムで2時間40分ですから、
このまま行くと寒風吹きすさぶ山頂で2時間以上ににわたり停滞を余儀なくされてしまいます。

それは避けたいところ。太子館で大休止をとることにしました。
売店メニューをみるとカップラーメン(600円)があったため、これを注文。
富士山は標高が高く、八合目あたりでのお湯の沸点はおおむね90度程となります。
そのため若干ぬるめのラーメンとなりますが、高所での化学調味料はまた格別。
「身体に悪いものって、美味しい!」とシンプルな感動に浸っておりました。

山小屋のスタッフさんに伺うと、開山二日目のこの日、普段よりも入山者は少なめだとか。
特に日本人の数が極端に少なく、「せっかくの小縁年(12年に1度の申年(さるのとし))なのに残念だねぇ」とのことでした。

富士山は前4世紀の庚申年(かのえさるのとし)に生まれたという伝承があり、申年が珍重されています。
その中でも御縁年と呼ばれる60年に1度の庚申年は、1回の登山で33回のご利益があるとされる特別な年ですが、
12年に1度の小縁年(干支でいう猿年)も他に比してご利益があるものと言われています。
この富士山における庚申年信仰、国立歴史民俗博物館の調査によると概ね17世紀ごろの文献まで遡ることが出来る様です。
江戸時代のパワースポット論。

登りだして初めての日本語を用いた会話に、ホッと一息をつきつつ、ラーメンをすすります。
気温は8度ほど。五臓六腑に染み渡る味わいです。

ここから八合五勺までは胸突八丁と呼ばれる急坂となります。
英気を養い、また時間をかせぐためにも、ゆっくりと休憩をとりました。

7月3日午前0時30分、太子館を出発。
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急坂を黙々と登り、1時15分、御来光館(標高3,450m)に到着しました。
最後のトイレ休憩スポットです。

少々雉撃ちの機運も高まっていたので、再びの大休止。
標高3,450mにも導入される暖房便座。本当にありがたいことです。
2時に出発。

このころになると七合目あたりから登山者の織りなす光の帯が見て取れ、若干の渋滞も生じている様でした。
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確かに7合目界隈の岩場の急登はどうしてもブレーキが生じやすい箇所となっております。
集団登山の場合はこの辺りのタイムを織り込む必要がございましょう。

そして9合目の鳥居を通過し、午前2時50分。
吉田口山頂・久須志神社(標高3,710m)に到着しました。
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山頂稜線は雲に覆われており、視界15mほどのガスの中。
とはいえ、2時間近くも停滞しているのもどうかなと思われましたので、
日本最高所・富士山剣ヶ峰までお鉢めぐりをすることにいたしました。

吉田口頂上は神社をはじめとする建物が密集しており、稜線上でも風除けが可能なスポットです。
ここを抜け出て、お鉢巡り登山道へ合流せんとします。

しかし、吉田口山頂の建築群を抜けた途端に凄まじい強風。
平均風速は20m/s。ときおり30m/sを越すクラスの烈風が吹き、身体が吹き飛ばされそうな勢いでした。
やむなくお鉢巡りを順延。足元が安定した夜明け後に再挑戦することにいたします。
建築群の中へと撤収。

吉田口山頂は富士山の中でも屈指のご来迎好展望地です。
建築群の狭間にある休憩ベンチに陣取り、コーヒーを沸かしつつ夜明けを待つことにしました。
繁忙期には場所取りも大変なくらい混みあうとのことでしたが、この日はそんなこともなく、すんなり座れました。
「今年は人が少ない」という山小屋スタッフの弁は正しい様です。

風防付きのストーブで湯を沸かし、家で挽いてきた豆を用いて、コーヒーを淹れる。
富士山山頂の沸点は87度ほどと低く、平地で飲むよりも抽出時間がかかります。
その分、旨味成分の溶け出した味わいとなっておりました。

3時20分、珈琲を飲み終わる。
さて、あと1時間以上も時間があります。
お鉢へ散歩に出ようにも、強風と濃霧。
動きようはなく、やむを得ません。

邪魔になりづらい隅っこの場所を確保し、ツエルトを引っ被って仮眠をとることにしました。
風を避け、水を防ぎ、しかも軽量な魔法の布、ツエルト。
こうした高地での停滞時には抜群の効果を発揮します。
5千円で買える便利な命綱(再利用可能)です。

さらにダウンベストなど持参した衣類を全て着用して、ぬくぬくと過ごす。
持って行ったのはユニクロのウルトラライトダウンなのですが、安いし軽いし温かいし、言う事がありません。

気温は5度。風除けで弱まっているとはいえ、風速は10m/sほどでしょうか。
風は秒速1メートルごとに体感気温を1度下げます。
放射冷却もはじまっていることを加味すると、体感気温は間違いなく氷点下です。
しかし、ツエルトやダウンジャケットの効果もあり、不快な寒さではありませんでした。

4時10分、起床。空が白み始めています。
あたりを見回すと相変わらずの濃霧。展望は不良です。
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「ご来光は無理そうだね」という声も漏れ聞こえ、見切りをつけて麓へと降りていく人々も見受けられました。

私はといえば、日の出時刻(4:33)までは山頂に留まることにしました。
たった50分ほど仮眠をとっただけですが、富士山山頂の気温は2度ほどに下降しています。
これに建築群の中でも風速15m/sほどの強風が吹くことがあり、体感気温はー10度にも達していました。

すっかり冷えてしまった身体を温めるため、再びお湯を沸かし、スープを飲む。
そして迎えた4時33分。

ビューッと大風が吹き、雲が切れ間を見せました。
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その瞬間、雲海を突き抜けて太陽が姿を現す。
ぴったりジャストタイム。ご来光となりました。

諦めかけていた雰囲気の中、突如生じた僥倖。
「おお!」「うわああ!」と、各所から歓声が上がります。
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紅に染め上げられていく地平線。
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力強い太陽光はレンズ雲を引き裂き、瞬く間に蒸発させ、その光を地上へと伸ばしていきます。
眼下の雲海は陽光を受けて、脈を打つかのように躍動し、山中湖が姿を現しました。
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沸き立つ上昇気流。
折からの強風を受けて、景色は刻一刻と姿を変えていきます。

雲間の彩光。
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御殿場方面に広がる雲海。
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見晴るかす風景。
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山頂が再び雲のベールに包まれるまで正味5分。
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圧巻の天体ショーでした。

さて、時刻は4時50分。
ツエルトもバーナーも片付けて、行動準備は完了です。

まずはお鉢巡り登山道の様子を見にゆくことにしました。
左に須走口下山道分岐を分け、お鉢巡り登山道の左回りルート、吹きさらしの稜線上へ。

一瞬の無風。
行けるかと思ったのですが、30秒後には轟然たる暴風がはじまりました。
進むどころか、満足に立ってさえもいられません。
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帰宅後、気象庁のウィンドプロファイルを見てみると、
この時間の富士山頂の平均風速は28m/s。
あくまでも平均ですから、時として40m/sにも達する爆風が吹いていた事になります。
巨大台風並みの風速です。

秒速40mというと、時速換算で144km/h。
空気とはいえ、こんな速度で人間の身体にぶつかってこられては抵抗のしようがございません。
体重70kg程度ある私の身体がものの見事に流されていきます。

やむなく地面に転がり込み、耐風姿勢をとって、やり過ごしました。
周りをみると、比喩表現ではなく現実の描写として数メートル吹き飛ばされた人もおり、一人として立っている人がいません。
強風の威力をまざまざと見せつけられました。

腰溜めの耐風姿勢をとりつつ、じりじりと進んで見たのですが、風の吹き止む様子はなし。
それどころか地面の砂礫を巻き上げて、吹き下ろしてくる様になったのですから堪りません。
マシンガンの様に外套を撃つ、砂、石、岩。

これは下山後、ザックの隙間に入り込んでいた砂礫を撮影したものです。
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小さいもので2mm程度、大きいもので1cm程度の火山岩や砂礫。
これらが時速100kmを超える速度で突っ込んでくる様になったのです。
前へ進むどころか、満足に目を見開くことすら出来ず、ハードシェルの頭巾をきつく絞って風が止むのを待つのみでした。

途中、風除けの適地をみつけて、腰を下ろし、しばらく待ってみましたが好天の兆しはなし。
むしろ時折り見えるガスの合間から、波濤形と楕円型の浮雲が見て取れ、荒天の兆しばかりがありました。
そして、砂が巻き上げられているということは、山の下側から強烈な上昇気流が生じつつ有るということ。
富士山全体が笠雲に包まれ、雨が降りはじめるのも時間の問題です。

風向の問題かな、と思って久須志神社へ引き返し、
お鉢巡り登山道の右回りルート、金明水側へ入ってみましたが、これまた同様のコンディション。
観天望気の結果、剣ヶ峰へのお鉢巡りは中止し、下山することにいたしました。

冬富士の強風は有名ですが、夏富士でもここまでの風が吹くとは。
流石は日本最高峰。恐ろしいほどの自然の力です。

時刻は5時30分。
吉田口下山道を見ると、下山者でごった返しており、大渋滞の様子。
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このままですと雨雲に巻き込まれるのは時間の問題です。
須走口下山道から砂走りを駆け下り、雨が降り出す前に下山することにしました。

森林限界を越えた場所で、風が強まると、気にかかるのは落石です。
斜面に浮き石がないか注意を払いつつ、さくさくと進んでいきます。

案の定というべきか、山頂側の尾根から人間の頭サイズの石が三つ、ゴロンゴロンと落ちてきて、流れ下ってきました。
進行方向は私の現在位置。
走って現在位置から離れ、落石から逃がれます。回避成功。
すかさず下方に向けて「ラクッ!」と叫ぶ。
下方にいらした登山者はすぐに気づかれ、これまた見事に避難。事なきを得ました。

須走口登山道は7月10日開山予定のため、まだオフシーズン。
オンシーズン登山道とは異なり、完全自己責任での通行と為るため、
吉田口登山道とは打って変わって日本人(か、吉田ルートから迷い込んでしまった外国人)しかおらず、静かなトレイルとなっておりました。
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そんなトレイルの名物、砂走り。
標高差700mを一直線、標準コースタイム50分でゆく下山専用ルートです。
ダッシュすれば20分程で駆け下ることが可能な、脅威のスピードコースとなっています。
せっかくなのでダッシュ。さっきまで眼下においていた白雲が、物凄い勢いで眼前に迫ってきます。
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通称「1歩3メートル」。
足を踏み出す毎に、砂が沈み込み、3mくらいは半自動的に進むことが出来ます。
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先行者と同様、砂埃と歓声を巻き上げながら、一気に滑走。気分はスキーヤー、岩スキーヤーです。

砂走りを終えると、道は森林限界を跨ぎ、樹林帯へと入ります。
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根っこを回避し、蔦をつたい、しっとりと。
湿気をはらんだ緑の香りが新鮮です。
そこから徒歩、おおむね40分ほど。

7時30分、須走口五合目・古御嶽神社に到着しました。
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本日のゴールです。
拝礼し、登山口の山小屋へ。

須走コースはまだ閉山中ということもあり、また、春先の雪崩の影響が色濃く、
ところどころルートが薄くなっておりましたが、トレース自体は比較的しっかりと付いておりました。

ただし雪崩の影響により、小屋開きのタイミングが例年に比べて遅くなっており、
例年6月中には開いていた7合目太陽館が7月中頃からの営業予定(宿泊は7月20日から)。
例年開山と同時に営業を開始していた砂払五合目吉野屋は7月15日以降に営業予定との告知が貼りだされておりました。
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写真には太陽館は6月中売店営業の予定と書いておりますが、復旧工事が長引いているのか、実際にはトイレも売店も開いておりませんでした。
こういった事情を総合すると、今年の須走口は開山しても暫くの間は山小屋での休憩・補給を見込みづらい、難易度の高いコース編成となりそうです。

朝6時から営業している5合目東富士山荘で名物のきのこ料理に舌鼓を打ったあと、始発バスで御殿場市へ。
雲は瞬く間に富士山を覆い隠し、御殿場駅につくころには山はすっかり閉ざされておりました。
その後、御殿場温泉会館(無料送迎バスあり)で汗を流し、東京へと帰り着きました。

想像以上の強風に見舞われた今回の富士登山。
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しかし、まさに天佑というべきでしょう、ご来光を拝することも出来、意義深い夜間登山となりました。
びっくりするくらいに日本人がいないことには驚きましたが、登るに良し、眺めるに良しの素晴らしい山岳です。

こんなトレイル如何でしょうか。
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by katukiemusubu | 2016-07-10 00:16 | 登山・トレッキング・温泉 | Comments(0)
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