首都圏・近畿圏限定品「ニッカウヰスキーが特別に仕立てたスモーキーな麦焼酎」レビュー

感想と評価。



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<商品情報>
ライフコーポレーション限定商品「ニッカウヰスキーが特別に仕立てたスモーキーな麦焼酎」を入手しました。
ライフコーポレーションは、首都圏および近畿圏にスーパーマーケット「ライフ」を展開する企業で、
今回の「ニッカウヰスキーが特別に仕立てたスモーキーな麦焼酎」はライフ限定での発売となります。

なお、ライフの店舗についてはこのリンク(ライフの店舗・チラシ情報ページ)より検索いただけます。

2016年(平成28年)11月ころ発売。
容量720ml、アルコール度数25度。税抜1,389円(税込み1,500円)。
残念ながらネット等による通販はなく、「ライフ」に行かねば買えません。
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麦焼酎ですが、製造者はニッカウイスキー株式会社。
樽出し原酒を複数用いており、これをニッカの主席ブレンダーがブレンディングした上で、商品化されています。
2016年現在のニッカ主席ブレンダーとしては、「竹鶴21年」を手掛けた森弥(もり わたる)氏などがいらっしゃいます。

キーモルトならぬ、キー原酒(焼酎)には、ヘビーピートタイプのものを使用。
焼酎でヘビーピートとはどういうことかしらん、まさか原料(麦)をピートで燻蒸するのではあるまい、と思ったら、
ニッカのヘビーピーテッドウイスキーを熟成した樽で貯蔵させることで、スモーキーな香りをまとわせているとのこと。
わざわざ余市のヘビーピート樽まで持ち出してくるとは気合が入っています。

ちなみに同様の「特別に仕立てた」シリーズとして、
鹿児島のさつま司とニッカウヰスキーが共同醸造した芋焼酎「さつま司酒造の杜氏とニッカウヰスキーが特別に仕立てた芋焼酎」があります。
こちらは2015年(平成27年)の発売で、酒販会社リカーマウンテンの限定商品でした。
720ml、税抜2,500円。アルコール度数は27度です。
こちらは通販での購入が可能です。通販ページへのリンク
年代から言えば、山下英俊・元主席ブレンダーか綿貫政志・主席ブレンダーの手になる製品かもしれません。

今回の「特別に仕立てた麦焼酎」には芋焼酎とは異なり、焼酎製造元のクレジットがありませんが、
これはニッカウヰスキー門司工場(福岡県北九州市。アサヒビールの商標で発売されている麦焼酎「一番札」や「不知火」を蒸留)
で作られた麦焼酎を使っている為であると思われます。

つまりはニッカが自ら醸し、ウイスキーつくりで培った貯蔵技術とブレンド技術を存分に活かし、作り上げた麦焼酎。
それが本製品「ニッカウヰスキーが特別に仕立てたスモーキーな麦焼酎」という訳です。

麦焼酎はモルトウイスキーと同じく大麦を主原料とするアルコールですので、その扱いはお手の物といったところなのでしょう。
扱い的にはヴァッテッドモルトウイスキーに近い感じなのかもしれません。

それでは、一献。

<テイスティングノート>
上立ち香は、焼酎というよりウイスキーのそれ。
「余市の水割りでもつくっていたかな?」と勘違いしてしまいそうな程のスモーキーフレーバーに、やわらかな甘さ。
バニラ香がやさしく香る。
水色も新緑の若葉を思わせる鮮やかさで、いわゆる麦焼酎とはまったく異なる。
口に含むと、はじめて手に取っていたものが焼酎であると気がつく。
アルコールの刺激は控えめで、円やか。
麦の香ばしさが口内を満たし、うま味があふれる。
コクというよりはうま味であり、このあたりがウイスキーと焼酎の差異か。
基調香は存外フルーティー。バナナを思わせる華やかな甘さとシナモン。
舌で転がすと、樽由来とおもわれるピーティな苦味があらわれ、びっくりする。
やっぱりウイスキーじゃないか!…などと思いながら、味わっていると、苦味もうま味も軽快にほどけていく。
余韻はそこまで長くはなく、サラリと収束していく。
含み香は枯枝を燻らせたような煙香。

ストレート、ロック、ほんの少しの加水(トワイスアップにならない程度)がお勧め。
逆にお湯割りは微妙。そのまま(ニート)が一番良く思えました。
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by katukiemusubu | 2017-02-13 11:53 | 生活一般・酒類・ウイスキー | Comments(0)
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