映画「天気の子」の劇中で流れるRADWIMPSの楽曲「愛にできることはまだあるかい」。
その意味を考察する記事です。
※ネタバレにご注意ください。
![天気の子 RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」 モールス信号の意味を解読する_c0124076_10375490.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201907/27/76/c0124076_10375490.jpg)
帆高が駆け抜ける池袋〜新宿間の鉄道高架
「天気の子」のエンディングで流れる「愛にできることはまだあるかい」。
しめやかなバラード調の楽曲ですが、映画館で流れるMovie Edit.(映画向け編曲版)の場合、ラストにモールス信号(モールス符号)らしきものが入っています。
愛にできることはまだあるかい のラスト20秒。
そこに含まれたモールス信号(符号)を解読すると…
以下のようになります。
ー(ツー)が長点、・(トン)が短点です。
意味は和文(日本語)モールス符号に準拠しています。
(6分40秒ころ)
(歌詞が終わり、ピアノが弾かれる中でモールス信号の打電がスタート)
ーー・ーー ア
ーー・ー・シ
(ここで小休止)
ー・タ
ー・・・ハ
ー・・・ハ
ーーー レ
ー・ーー・ル
ーー ヨ
(楽曲終了)
「ハ」が繰り返される当たりは、ハウリング気味の音響効果が付与されていますが、
おそらくは上記の意味になるものと思われます。
つまり「明日は晴れるよ」になるのです。
MVには入っておらず、CDか映画館でしか聞けないムービーエディションならではのオマケ要素。
あの歌詞に「明日は晴れるよ」が続くことで 、映画のラストの台詞「僕たちは大丈夫だ」が補完されます。
ある意味、帆高が負った罪に「救い」が与えられるのです。
なんとも芸の細かい演出で、感心いたしました。
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