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本日の夕食(葉月、二十あまり七日)

二郎というラーメン屋さんをご存知でしょうか?
東京都内を中心に展開しているラーメン店です。
ここの特徴は、濃厚な醤油豚骨ラーメンと独特の注文方法にあります。




まずはラーメンについて。
上記の通り濃厚な醤油豚骨がメインなのですが、たいがいの店においてはメニューは、このラーメンとつけめんくらいしかありません。
あとは、麺の量や肉の量によって値段が違うくらいです。
お値段は、店によって異なりますが、ラーメン一杯500~700円程度と比較的良心的な価格になっています。
つけめんは800円くらいでしょうか。

さて、このラーメン、スープは背脂が浮いているほど濃厚です。
はじめて食べたときは、一瞬違和感におそわれて「なんだこのラードは!?」と思ったものです。
それくらい、濃ゆく、脂ギッシュです。
さらに、麺の量も半端ない。
最小で180g、通常で300g、さらには500g級もあるという堂々の布陣です。
普通のラーメンが100~150gを一玉としていることを考えますと、そのボリュームが分かっていただけるでしょう。

しかし、二郎の凄まじさはスープ、麺だけに留まりません。
それは、特殊な注文方法にあらわれています。

店に入って注文をし、いざラーメンが出てくるころになりますと、店員さんがおもむろに「ニンニク入れますか?」と聞いてきます。
ここで常連客は、二郎を知らない人間が聞けば、呪文にしか聞こえない答えをかえします。
すなわち「ヤサイマシマシニンニクカラメ」と。
二郎はラーメンにのせる野菜・ニンニク・醤油・油の量を調節できるのです。
上の呪文を読み解きますと、「野菜をかなり多めに、ニンニクをいれて、醤油の量を増やして下さい」という意味になるのです。
ちなみに野菜を多めにお願いすると、マンガの如きボリュームのラーメンが手渡されます。
実際に見てみたい場合は、一度、グーグルのイメージ検索をなされることをお勧めします。
モニターの向こうには、ラーメンというより「山」があることでしょう。

今日はその二郎の一つ、「ラーメン二郎 野猿街道2」へ行って参りました。
一番少なめの「プチ二郎」650円を頼み、「ヤサイマシ」で。
・・・食べてから2時間ほど経った今でも満腹感が持続しています。
しかし、スープが非常にまろやかな濃厚さで、おいしかったです。

ではでは。
by katukiemusubu | 2008-08-27 19:03 | B級グルメ
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